投資の有用性
将来に向けた投資は、どのタイミングからでも遅くないと考えていますが、可能な限り若いうちから学ぶべきだと考えています。
代表的な投資としては株式投資や先物投資、為替や金、不動産投資など様々なものがあります。
30年程前は、
銀行にお金を預けてさえいれば高い利息でお金は知らぬ間に増え、
会社に所属さえしていれば年功序列の考えのもと一定の昇進は約束されていました。
また定年後は退職金が何千万円ともらえて、60歳を超えると20万円以上の年金受給も多かった時代です。
いわゆる ”普通の会社員” = ”ゆとりある老後を迎えられる人” となっていました。
経済が停滞した現在では銀行の利率は低く、銀行に預けていてもまったくといって良いほど増えません。
会社は不況のため最後まで働く事すらできず、退職して欲しいとリストラになってしまう人もいます。
退職金や定年制度も破綻しており、少ない手取りの中から老後資金を捻出する毎日です。
現在では投資の有用性が一層高まっていますが、あなたが1,000円を投資することを考えてください。
それが年利5%の投資になった場合、1年後には1,050円になります。
そして、二年後には1,050円に対して5%の利息がついて1,102円になります。
これを毎年繰り返すと14.4年で、”当初の元本” の2倍の金額になります。
このように、投資額を再投資する複利のお陰で、お金がどんどん増えていくのです。
もちろん年利は年によって上下しますが、年利7~8%は一般的な経済の成長率ですから
5%の資産運用というのは、再現性のある現実的な数値です。
これはシュミレーションにはなりますが、仮にあたなが投資をしていなければ増加金額0のままです。
その反対に同じ投資をもう14.4早く年やっていれば当初の元本の4倍になる計算です。
老後資金を満足に貯めるというゴールを設定したとして、なにもしなければ、投資利益は0のまま
年齢だけが増え、やがて体力がなくなり、老後の人生、右往左往してしまいます。
投資は早めに実施すればするほど、福利の金額が大きくなり豊かな人生を迎えられる可能性は高くなります。
時は金なり。 ”時間” は投資によって ”お金に換えられる” ので、より一層貴重なものだと考えさせられます。